被災地の現状 2012年1月
被災地の現状を報告致します。(あくまで私個人の主観で書かせていただきます。)
 
すっかり町は片付いています。
あれだけ沢山あった瓦礫もほとんど無く、道路もキレイになっています。

 
この整地された広大な土地。ホントにキレイになっていますね。

 
ただ、立入禁止の看板が沢山みられます。
これは誰の土地、建物でしょうか?家賃は?税金は?働いていた人は?
気になります。心配してしまいます。奥深い様々な問題があるのでしょうね。

 
放置状態で誰も働いていないし、この先どうなるのか?
修理するにも相当な資金が必要だろうし、解体するにせよ相当な資金が必要でしょう。
解体して更地にしても、この土地に以前の様な価値はあるのでしょうか?国?県?市?が保証してくれるのでしょうか?

 
いたるところに、瓦礫を集めた収集場があります。
単なる瓦礫を1ヶ所に集めて、町がキレイになったように見えるだけで、根本は変わっていません。

 
自動車も同じですね。
1ヶ所に集めて、まとまっただけで根本の解決になりません。

瓦礫、自動車は本来なら売れるものです。
自動車に関する仕事の方なら分かると思いますが、通常なら1台数万円で鉄クズとして引き取ってくれます。
 
それが、誰も引き取らないのはなぜでしょう?
海外からでも競って買い付けに来ても良いはずです。これだけの数があるのですから。。。
何か売れない理由があるのでしょうか?
 
所有者の問題? 放射能? 私には分かりません。
 
続く 被災地の現状1