私達の建築支援活動している宮城県石巻市の工事の現場近くで、

震災直後の2011年3月30日に生まれた赤ちゃんがいます。

   

(実際に撮影させていただいた本人の写真です。ネット公開許可済み)

3月11日の震災当日、お腹の大きなお母さんの家にも津波が押し寄せました。
1階の天井近くまで浸水したのです。

お母さんは、石巻市住吉中学校まで上の子どもと避難され、命はなんとか助かりましたが、
自宅は1階が全滅。玄関ドアが曲がり修理したり、自動車も流されて膨大な被害を受けられました。

避難所での妊婦生活は困難なので、数日後には同じ石巻市の実家に移られました。
かろうじて、ガスはプロパンなので使えたからです。

そこから、夫婦別居状態が始まり、お父さんは避難所から仕事へ。お母さんは、上の子どもと実家での生活でした。
そして、無事に2011年3月30日に元気な男の子を出産されたのです。

5月のゴールデン明け頃に自宅の修理が完成して、やっと2ヶ月ぶりに 夫婦と子供2人の4人での新生活が始まりました。

しかし、地震、津波による被害での(自宅、自動車)出費、出産による出費などで
経済的に苦しい状況という話を聞きました。

「今、何を求めていますか?」という質問に「ベビーカーが欲しい。」と。

 

という事で、
私のお小遣いと、私達の募金が集まっているお金を半分ずつ出し合って、ベビーカーをプレゼント致します。
募金してくだった方へ、ベビーカー代(約1万円)の半分に募金のお金を使わせていただきます。

ご理解、宜しくお願い致します。