東日本大震災における仮設住宅の建設が遅れている事は上記を見れば一目瞭然です。

最近ではテレビでの報道も少なくなってきましたが、
実際に被災地の避難所では仮設住宅の完成を待ち望んでいる方が多数いらっしゃるのです。
震災後、数ヶ月経過した現在も体育館や公民館などで、プライバシーも何も無い生活を送られているのです。

他人事ではなく、自分だったらどうか? 想像してください!

【では、何故 仮設住宅の建設が遅いのか本当の理由を暴露していきます。】

阪神 :資材が無い。流通が悪い。
東日本:資材が無い。流通が悪い。 
(同じ条件です。)

阪神 :範囲が東日本大震災に比べて狭い。
東日本:範囲が阪神大震災に比べて広い。
(上記の写真から見ると、関係がない。)

阪神 :まだ、景気は良かった。
東日本:景気は悪くなっていた。

阪神 :関西の勢いあるノリがある。
東日本:のんびりしている地域。(東北)

阪神 :建築資材、流通、建築職人さんの給料が非常に安かったが、初めての経験で助けたい気持ちが大きかった。
東日本:阪神大震災で手伝った関係者や噂で聞いた人が、給料の事を考えてビビった。

要するに、復興の予算が末端の実際に作業する人まで回って来ていないのです。
日本の、本当に復興に携わる現場の方達のヤル気を無くしているのです。
現場に行かずに机の上にいる人が儲かり、現場は泣かされる事になるイメージが大き過ぎるのです。

実際に、震災後の株を見てみましょう。

東日本大震災後に上昇した株は一部です。ほとんどの株が下落しました。

上昇してる株は、仮設住宅の関係企業だけです。

日本国民は解っていいるのです。コレを発注してる政治家も解っているのです。

上位から、仮設住宅のパネル製造会社、ゼネコン、ハウスメーカー、建築資材関係。。。
全て、仮設住宅に関連する企業ばかりです。

【何故、株が上昇するのか?】
大手企業は、赤字を出してでも復興業務を行うイメージですが、本当は末端の現場(流通の運転手・建築職人)が
赤字を出して、大手企業はキッチリと利益を取ります。

100%の資金が国から補充されます。

30%の利益を一次請けが取ります。

20%の利益を二次請けが取ります。(高い材料を三次請けに売りつける事もあります。)

10%の利益を三次請けが取ります。

材料、流通、作業費が無くなります。

【 仮設住宅の現場の状況 】
100世帯の仮設住宅の工事現場があるとします。
工事現場には200〜300人以上の作業員が常時、働いています。

一次請けの方は0人。二次請けの方は0人。三次請けの方は、監督さんが1人。残りは、4次請け5次受けの職人さんです。

【まとめ】
日本中の建築職人さんが仮設住宅の工事に関わると自分の生活が危なくなるとビビっているのが本音です。
地元の職人さんも入ってきますが、ドンドン離脱(ギブアップ)していってます。仮設住宅の工事の99%が県外の職人です。
本当に、こんな事で良いのでしょうか?
日本の法律を変えたいくらいの気持ち(本気)で暴露しています。