「被災者の心が変わってきているのは事実です。」と、話してくれたのは
岩手県の仮設住宅に住むI様です。
 
岩手県の海沿いの片田舎の町で3~40代のサラリーマンの平均年収は約300万円とIさんは話してくれます。
 
震災前は、月々20万円もあれば、家族全員で普通に生活できる暮らしをしていたそうです。
しかし、この東日本大震災にて家は流され全壊。親も行方不明のまま。
役所に申請するだけで、通帳には「◯◯支援金」と、毎月のように
震災直後の6月頃から気が付けば何も報告も無く数百万円が振り込まれているそうです。
 
Iさんは震災後、国?県?から受け取った(振り込まれた)金額は1千万円近くにもなるそうです。
 

 
Iさんはパチンコはしないそうですし、家族の為に、仮設住宅を出るときの為に頂いたお金は大事に残しているそうです。
しかし、被災者の3割~6割の人は無駄遣いをしているだろう。と語る。
 
毎日、仮設住宅からタクシーでパチンコ。居酒屋、カラオケ。使いたい放題。復興バブル・震災バブルです。
Iさんの所に「お金が無いので1万円貸してくれないか。」と、来る人もいたそうです。
 
年収が300万円の人が年収の3倍のお金を一気に手に入れると、心が変わってしまう人も多いでしょう。
もしかしたら自分だってそうなるかも知れません。
おまけに、注意してくれる家族がいなくなると自由でやりたい放題になってしまうのでしょう。
嫌な思い出。忘れたい震災の記憶。現実逃避の為に遊ぶ。お金を使い発散する。
 
Iさんは言います。
「こんな恥ずかしい東北の人の現実をテレビやニュースでは報道しません。
 テレビやニュースはキレイ事しか流さない。この現実を日本中に知ってもらい、
 東北の復興バブル・震災バブルになっている人の目を覚ませてほしい。改善してほしい。」
 
「東北の人は復興バブル・震災バブルで遊んでいる事を世間に知られると恥ずかしいはずだ。
 震災直後は、水が欲しい。食べ物が欲しい。雨風しのげれば良い。と言っていたのに、
 今は都合の良い時だけ被災者になり、支援してもらい、ボランティアさんに頼る。」
 
「最近ではボランティアさんの数が減っている。ピーク時の1割程度しか来ていないでしょう。
 それは、復興バブル・震災バブルとムダ使いし、自分たちだけ楽しみ、ボランティアさんに頼る。
 ボランティアさんは、その現状を見てあきれて帰っていったのでしょう。本当に恥ずかしい。」と、語ります。
 
仙台、盛岡など東北の大都市の高級料亭が異常に繁盛している。パチンコ店は超満員。
 
Iさんの話は続きます。
「恥ずかしい話だけれど、今でも町に支援物資が届くと長蛇の列が出来て取り合いになります。
 液晶テレビが届けば必死の取り合いです。洗濯機、掃除機も同じです。
 でも、みんなテレビも洗濯機も掃除機も持っているのです。仮設住宅には最初から新品は備わっているのです。
 DVD機器まで最初から与えていただいているのです。」
 
「さらに恥ずかしい話ですが、リサイクルショップに行けば液晶テレビ、洗濯機、掃除機が沢山売っています。 
 支援物資で頂いたものを売りに来ている人が多いそうです。」
 
「自分たちはタクシーでパチンコに行き、高級料理を食べて、高級な液晶テレビを見る。
 支援物資で頂いた最新の電化製品が来れば、古い電化製品をその辺にポイポイ捨てる。
 それをボランティアさんが片付けてくれるのです。
 そりゃ、ボランティアさんもいくら何でも嫌になりますよ。帰って当然ですよ。やってられないですよ。」
 
Iさんからの伝言です。
人間、大金を手にすると人間が変わってしまう気持ちも理解出来ますが、
つい最近の震災直後の気持ちを思い出して、冷静に考えましょう。復興バブル・震災バブルと言ってる場合では無い。
失業保険をもらっている人も多くいます。しかし、震災から1年で切れてしまいます。
今年の3月以降は失業保険も出ません。被災地には働くところもありません。困るのは目に見えています。
 
この現状を多くの人に知ってもらい、
東北の人の復興バブル・震災バブルの人が恥ずかしめて、目を覚まして欲しい。

 
このような事を話してくださいました。
今後、被災者の方で貧乏、生活保護の申請者が続出するかも知れません。
 
この内容を拡散、紹介、多くの人に知っていただく事も、今、自分で出来る支援活動の1つではないでしょうか?