宮城県気仙沼大島:島丸ごと復興プロジェクト

気仙沼大島は宮城県北東部の気仙沼湾内に位置し、航路距離7.5kmの東北最大級の有人離島です。
気仙沼港の観光桟橋(エースポート)から船に乗れば、30分ほどで到着します。
北部にそびえる海抜235mの亀山からは全島が一望でき、
その景色は「緑の真珠」と大島出身の詩人 水上不二の詩にも詠まれています。
島の海岸線は屈曲が著しく、龍舞崎、十八鳴浜、小田の浜など自然がつくり出した美しい景観が多くみられます。
陸中海岸国立公園と海中公園に指定されている気仙沼大島は、
「見て・遊んで・楽しめる」気仙沼には欠かせない観光地となっていました。。。

2011年3月11日東日本大震災での津波で気仙沼大島は太平洋側から呑み込まれました。
さらに引き波で、本土側からも呑み込まれ、瞬時に二度もの津波被害を受けています。

私達はいろんなご縁で、気仙沼大島在住の市議会議員さんと知り合う事が出来、大島まで行ってきました。

元は本当にキレイな島だったとお聞きしました。日本の海水浴場で2位を誇る話も聞きました。
市議会議員さんのお話を聞くだけで涙がこぼれ落ちそうなお話ばかりでした。
始めて会った私達を島で一番高い山の山頂まで連れて行ってくださいました。

そこでの光景は一生忘れません。

気仙沼大島から、本土の気仙沼市内が全望出来るのです。しかし、見える範囲の全てがガレキなのです。
写真や、テレビなどでは表現出来ない想像を絶する光景です。180度以上のパノラマがガレキです。
大きな街だったのは想像できますが 地震、津波、火事により全滅なのです。

その気仙沼市本土から飛び火が大島も燃やし始め、民家や山など4日間、必死の消防活動でも消えなかったそうです。

私たちは大島の山頂で市議会議員さんに約束しました。「大島を絶対に復興させましょう!お手伝いします。」と。

私たちは「気仙沼大島:島丸ごと復興プロジェクト」を決意致しました。

現在、私たちは300名以上の大工さん等、職人さんのグループで活動していますが
被災者の方から、費用を頂くのは気が引けてしまいます。国や都道府県からの補助制度や、資金の提供もありません。

私達の活動に共感していただける方はご協力ください。
具体的な協力方法は
・体:職人さん、若しくは体力、根性のある方は手伝いに来て下さい。
・建築材料の提供。
・材料購入や職人さんに少しでも渡す、資金の提供。

ご協力お願い致します。