2011年5月23日、本日は、宮城県石巻市鮎川大町に行ってきました。
地図で見ても分かる通り、相当な津波の被害を受けた地域です。が、未だ自衛隊もボランティアも手付かずの地域です。

とある方の紹介で、ボイラーの設置依頼が来て工事に行ってきました。
ところが、住所を調べてビックリ! こんな所大丈夫なのか不安になりつつ行ってみると

震災後2ヶ月以上経過しているのに、鮎川大町にたどり着く手前の、荻野浜でこんな状態です。

 

この半島の地域には10件程度の小さな集落が ポツン ポツン と、あります。
まとまった大きな集落は無く、山、集落、山、集落と海沿いの道があるのみの地域です。

理由は分かりませんが、自衛隊もボランティアもほとんど活動していない地域です。

 

 

 

市鮎川大町に近づくにつれて、片付いていない風景に変化していきます。
まるで、昨日、一昨日に津波があったかのように。。。(写真では分かりにくいですが)
これが、震災後2ヶ月以上経過した、2011年5月23日現在の状況とは思えない地域です。

がんばれ東日本!本部長の伊藤くんと、電気職人の佐藤さんが、
石巻市内で個人的に2万7千円の物資を買い込んで現地の方にプレゼントです。

(左:電気職人の佐藤さん 右:鮎川で皆にママちゃんって呼ばれ親しまれてる女性です。)

さぁ、本日の目的のボイラー据え付け工事です。お昼過ぎましたが、今から工事に掛かります。

トタンの屋根まで作って、結局、工事が完了したのは21時を回っていました。真っ暗です。

工事が完了したのは遅くなりましたが、なんとか1日で工事を終えました。

この地域には、支援物資も届いていません。ボランティアさんも街中から遠いので、なかなか来てもらえないそうです。