北海道南西沖地震: 約300億円/一世帯辺り約 400万円 
雲仙普賢岳噴火災害:約230億円/一世帯辺り約 450万円 
新潟県中越沖地震:  約88億円/一世帯辺り約 216万円 
阪神・淡路大震災:約1793億円/一世帯辺り約  40万円 
東日本大震災  :約3485億円/一世帯辺り約  ???  

この数字を見て、皆さんは、どう御感じになりますでしょうか?

 
「兵庫県南部地震災害義援金報告書」によると、阪神大震災(死者6434人)では最終的に約1793億円の義捐金が集まった。1991年の雲仙・普賢岳の噴火災害(死者43人)では約230億円、1993年の北海道南西沖地震(死者202人)では約300億円、2007年の新潟県中越沖地震(死者15人)では88億円だった。しかし、阪神大震災では被災世帯が多かったため、家が全半壊した46万世帯に均等に配ったとすると、1世帯あたりはたった40万円の配分にしかならなかった。なお、雲仙普賢岳の噴火災害の遺族には600万~900万円、全壊世帯に450万円が配られ、北海道南西沖地震では遺族に300万円、全壊世帯に400万円が配られた。中越地震では1世帯当たり216万円となった。※週刊ポスト2011年4月15日号
 
これは震災で、全国、世界から寄せられた義援金と其の配分が行われた数字です。
東日本大震災では
死者、行方不明者の合わせた数は阪神大震災のおよそ3倍近く、義援金も3倍集まらくてはいけないはずです。
いや、集まっているかも知れませんが、平等に義援金を配分しなくてはいけないでしょう。
 
まず、本当に3485億円なのでしょうか?(産経ニュースより)
誰かが誤魔化したり、他の事に使われたりしていないのでしょうか?
 
日本赤十字社の現在の義援金受付、送金状況は
273万3,299件 3,117億8,030万3,882円※(2012年3月19日現在)
(海外の赤十字社からの救援金などは含まれていません。)と書かれています。
参考:日本赤十字社ホームページ
 
福島県ホームページでは
【東日本大震災ふくしまこども寄附金】
2012年3月9日(金)時点で、2,401件、7,301,852,762円の寄付金が寄せられています。
【義援金(県内の被災者に対する生活支援)】
2012年3月9日(金)時点で、109,239件、19,292,722,515円の義援金が寄せられています。
合計:約266億円の義援金が集まっています。参考:福島県ホームページ
 
しかし、現実は

福島県の義援金配分は
死亡者・行方不明者1人当り35万円。住居が全壊1世帯当たり35万円。住居が半壊1世帯当たり18万円。

一方、宮城県の義援金配分でも
死亡者・行方不明者1人当り35万円。住居が全壊1世帯当たり35万円。住居が半壊1世帯当たり18万円。

宮城県ホームページ 義援金配分に付いて

 
日本はマスコミや政治家に影響され過ぎている社会です。
個々の人は自分を守るのが精一杯で震災復興に気を向ける人が少ないでしょうか?
日本の何%の人が支援活動をしたのでしょうか?
自分の何%の資金や時間、労力を被災者に捧げたのでしょうか?
震災復興に90%以上を被災者(被災地)に自分を捧げ、会社を潰した人もいますし、離婚、破産した人もいます。
(ボランティア中毒とでも言うのでしょうか?良い事、人に喜ばれる為なら自分の全ての財産、時間、労力を捧げる)
 
ま、震災の情報をテレビで見てるだけの人も多いでしょう。

平等な義援金配分を行なって欲しいですね。
 
皆さんは、どう御感じになりますでしょうか?